水無谷山 |
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所在地 | 飛騨市神岡町 |
アプローチ | 岐阜県境の中山集落からソンボ谷に入る |
登山口標高 | 215m(中山集落) |
水無谷山標高 | 1229m |
標高差 | 単純1014m |
沿面距離 | 片道10Km |
登山日 | 2018年3月30日 |
天 候 | 晴れ |
同行者 | 単独 |
コースタイム | 中山(45分)取水口(1時間)中山 登り45分+降り1時間=歩行1時間45分 |
国道41号線が走る高原川沿いに北から折石山、水無谷山、漆山岳、大洞山、流葉山が続く。この中で登っていないのは水無谷山だけとなっていた。 ソンボ谷から水無谷川を詰めて水無谷山を狙う。古い林道もあるが沢を詰めた方が近い。 |
中山集落の上にある神社の前に車を駐める。山菜採りの入山は禁止で魚釣りの入山は許可証が必要とある。さらに今年は橋の架け替え工事も入っていた。 |
工事が入っているからか林道はきれいだった。脚力を温存するために足は前へ出すだけで推進力は腕力を使う。 やり方は簡単で、地面に突いた両ストックをちからいっぱい後に突き放せば体は自然に前に進む。 |
残雪と土の臭いとちょこっと頭を出したフキノトウが春が近い事を感じさせてくれる。 雪国に(神岡の山の中に)育った者にとっては雪が消えて土が見えてくるだけでうれしかった。(雪が消えていくのが寂しいと言ったことと矛盾しているぞ? 変だ。) |
林道の入り口に書いてあった工事現場が近づいてきた。コンクリートの構築物が以外に大きい。幅10mにも満たない橋の架け替え工事だと思っていたのに以外に大きな工事だった。 |
工事現場を通らせてもらった後、ソンボ谷の右岸(左側)を高巻く。水量が多いので北電の取水口で川を渡るつもりだった。 |
取水口まで来てみると思ったより水量が多い。なんとか渡れそうだ。 だが、午前中でこの水量なら午後からどれだけ増えているか分からない。帰れなくなるかもしれない。無理をして流されるかもしれない。 |
そんな不安を抱えながら登っていても楽しくない。靴の中が水びたしになったまま歩くのもいやだ。あっさり諦めた。 来年はあるのか? 山はやっぱり逃げるのか? |
登るときには気がつかなかった花が目についた。春の定番、キクザキイチゲにショウジョウバカマ。 久しぶりに見たオンナマンサク。子供の頃にそう呼んでいたが正確にはダンコウバイで種類も違う(マンサク科とクスノキ科)。 |
今年の低山雪上ハイクはもう終わったかもしれない。そういう意味では山はやっぱり逃げる。 こんな景色がいつまでも続きますように。いつまでも来られますように。 |