笈 破



 

所在地飛騨市神岡町笈破
アプローチ国道41号線神岡町牧
登山口標高320m
標   高890m
標高差単純570m
沿面距離片道3.5Km(GPSデータより)
登山日2018年11月3日
天 候曇り
同行者山岸、洋平、中嶋(大)、岩月、中嶋(勢)、堀岡
コースタイム
 
牧(2時間20分)笈破<休憩1時間25分>(1時間45分)牧
登り2時間20分+降り1時間45分=歩行4時間5分
+休憩1時間25分=合計5時間30分



 


 


 


 秋恒例のキノコ狩り宴会。キノコを採るのは今年も笈破になった。宿泊宴会場所は変わって立山山麓家族旅行村のキャビン。


牧の集落前に車を停めさせてもらう

国道41号線を南下

 国道41号線の牧集落の空き地に車を停めさせてもらって、9時15分出発。
 今時めずらしい公衆電話があった。積雪を考慮してか、道路よりちょっと高いところに設置されている。


鍋谷バス停横に公衆電話があった

漆山小中学校跡に建った漆山地域公民館

 「漆山地域公民館」は「漆山小中学校」の跡地に建っている。隣接して「漆山小中学校跡」の石碑が立っている。学校が消え去るときに、ここで学んだ人たちが何か記憶に残るものを残したいと思ったのだろう。
 ちなみに、私が学んだ大津山小中学校跡には何も残っていない。あるのは建物の残骸だけ。


漆山小中学校跡の石碑

ここから登山道(?)

 北電牧発電所のヘッド・タンクは保守点検中で水がなかった。タンクの底に人がいる。小さく見える。人が小さいのではなく、タンクが大きいのだ。


北電のヘッド・タンクは点検中

タンクの底に人がいる

 最初に見つけたキノコが分からなかった。初めて見たような気がする。家に帰って調べてみたら「マスタケ」だった。出がけのものは食用になるらしい。


日本全国に分布するマスタケ

食用になるらしいが...

 予想通りナメコは不作。だが、ムキタケはそこそこあった。子供の頃はいつも見ていたので見分けがついたが、最近はあまり見ていない。ちょっと自信がなかった。


ナメコ

ムキタケ(ツキヨタケと間違わないように)

 途中の道路脇に石仏が並んで立っている。苔むしていて何か分からない。次回来るときはタワシとタオルと洗浄用の水を持ってこよう。


不明の石仏が2体

碍子(ガイシ)がついたままの倒木

 ガイシがついたまま倒れている木がある。国道41号線側から電線を張っていたのだろうか?
 峠近くにも石仏が立っている。こちらは石組みの祠の中に入っている。左側の石仏は後ろに手が何本も彫ってあるので千手観音のようだ。


峠近くの石仏達

左側の石仏は千手観音?

 笈破集落跡に納屋が一軒残っている。昨年もこの横でターフを張ってランチをとった。今年もここの広場でランチをとる。


笈破集落跡に残る最後の納屋

立てかけてあった板を借りてテーブルに

 ムキタケはちょっと心配だったのでナメコだけを調理した。そのナメコも洋平(伊藤)が前もって用意したもの。
 採れなかった時のために持ってきたとのこと。気配りありがとう。


贅沢にナメコ汁

ムキタケは自信がなく調理から除外


屋敷跡の石垣

フクロシトネタケ(毒キノコ)

 昔は山奥へと拡散していった人たちが山から都会へと戻っていく。生活様式が変わって街中に沢山の人が住めるようになったからだ。
 住めば都と言えども、誰も不便なところに住みたくはない。寂しいがしょうがない。


笈破集落跡を後にする この道路は山之村に通じるが通行止め

 もう一つの楽しみはキャビンでの宴会。今回は立山山麓家族村だった。翌日が仕事だったので助かった。職場まで車で5分もかからない。飲み過ぎに気をつければいいだけ。(←これが一番難しい)


立山山麓家族旅行村のケビンで宴会