唐尾峠 |
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所在地 | 飛騨市神岡町山ノ村 | |
唐尾峠 | アプローチ | 飛騨市山ノ村の和佐府から入る |
登山口標高 | 1005m | |
標 高 | 1630 m | |
標高差 | 単純625m | |
沿面距離 | 往復7.5Km(GPSデータより) | |
登山日 | 2019年8月11日 | |
天 候 | 晴れ | |
同行者 | 単独 | |
コースタイム |
登山口(1時間5分)行き止まり<休憩55分>(55分)登山口 登り1時間5分+降り55分=歩行2時間 歩行2時間+休憩55分=合計2時間55分 |
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北ノ俣岳へ向かった。土砂崩れで登山口まで車で入れないのは知っていた。土砂崩れした場所から登山口まで往復2時間のロス。それでもなんとかなると思っていた。だが、状況はもっと悪かった。 |
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神岡から山ノ村に向かう。伊西トンネル経由で行くか?山吹峠経由で行くか?今回は行きと帰りでコースを変えて距離を測ってみることにした。 結果、神岡から林道入り口まで、伊西トンネル経由が22.4k、山吹峠経由が29.4Kmだった。7Kmも違う。距離をとるか、走りやすい道をとるかの選択になる。 |
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山ノ村の最奥「和佐府」まで車で入る。有峰湖への「高山大山林道」はここから始まる。その入り口に鎖が張ってあった。崩壊場所じゃなく、入り口から通行止めになっていた。登山口まで往復12.4Kmのビハインドとなる。北ノ俣岳はあきらめた。 |
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近くの山で思い浮かんだのは天蓋山だ。だが、こんな時期の休日は人で一杯のはず。登る気がしない。 ふと、思い出したのが「唐尾峠」。10年前に一度たどったことがある。もう一度峠に立ってみたい。あの地蔵様にも会ってみたい。だが、道はもう、ないかもしれない。 |
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和佐府から北に2本の林道がある。最初はほぼ並行して走っている。右は今冬にたどった「和佐府ゼッコ」への道。左が唐尾峠への道だ。 前回はカギを借りて鎖をはずし、車で入った。今回は最初から歩く。 |
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標高1300m当たりで林道が分岐していた。(前回は一本道だった)。左側の林道に50m程入ってみたが道は新しい。戻って右側の林道に入った。こちらの方が古い。多分、古い方が正解だ。 |
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100m程入ったところで道は谷側に崩壊していた。さらに50m程入ったところでも同じように崩壊していた。その先は藪に覆われていた。 林道がこの状態なら山道はもっとひどい状況だろう。引き返すことにした。 |
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林道の分岐まで戻ってもう一度左の林道に入る。ひょっとしたら唐尾峠への新しい道が出来ているかもしれない。 しばらくたどると、今、出来たばかりのような真新しい林道となった。周りの樹林が伐採されているのでそのための林道なのだろう。 |
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通行禁止の看板があった。誰もいないので入らせてもらう。未知の林道というのはどこまで続いているのか気になってしょうがない。 行き止まりとなっているのか、何処かに抜けているのかを確認出来るまで落ち着かない。 |
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林道は標高1390m、北緯36度25分10秒、東経137土23分40秒で行き止まりとなっていた。林道の終点を確認して安心出来たのだが、唐尾峠への道がなかったのは残念だった。 |
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10年前にたどった有峰からの唐尾峠道は山ノ村からの道より荒れていた。唐尾峠はもう幻の峠になってしまうのだろうか? 途中に安置されていた地蔵様は永遠に人の目に触れることがなくなってしまうのだろうか? |
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帰りに山ノ村牧場に寄った。交通の便が不利な山奥でやっているテーマパーク(?)だ。オープン当初より規模を縮小したが、がんばっている。 |
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オープン当初は入場料を取って駐車代まで取っていた。数年後、駐車代を無料にした。その後、入場料も無料にした。 どの施設も、計画段階で夢が広がり、自施設を過大評価しすぎる傾向がある。八尾の「魚の公園」もそうだった。 「魚の公園」は潰れたが「山ノ村牧場」にはがんばってもらいたい。 山奥に(失礼)、こんな別世界があるのが楽しい。そのギャップが面白い。 |
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双六川の源流には黒部五郎小屋、双六小屋、笠ヶ岳山荘があるだけだ。近くの集落は下水道が完備されている。清流のまま流れてきているようなものだ。 だからだと思う。この川はいつも家族連れが川で泳いでいる。深いところもありそうなので心配だが、こいう風景は大好きである。 |
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