池ノ山 |
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所在地 | 富山市(旧)大山町、飛騨市神岡町 | |
池ノ山 | アプローチ | 茂住から林道に入り長棟集落跡を超えて清五郎谷へ |
登山口標高 | 1300m | |
標 高 | 1368m | |
標高差 | 単純68m | |
沿面距離 | 往復1.4Km | |
登山日 | 2020年6月20日 | |
天 候 | 霧雨 | |
同行者 | 岩城 | |
コースタイム |
登山口(1時間50分)稜線(45分)頂上<休憩25分>(10分)稜線(15分)登山口 登り2時間35分+降り25分=歩行3時間 歩行3時間+休憩25分=合計3時間25分 |
池の山は私が子供の頃(小学生〜中学生)に何回か登ったことがある山である。「大津山」からトンネル入口(鉱口?)までのほぼ水平道(通勤路?)を距離2Km弱、標高差300m歩いた所が登山口だった。 |
そこには鉱口があり、まっすぐなトンネルを2Km歩くと長棟に抜けられた。長棟への最短距離の道だった。 坑道は真っ暗で水がしたたり落ちていた。子供の頃はそれなりに怖い道だった。 |
そのトンネルの脇から池の山への登山道があった。途中に地蔵様が安置されている岩壁があったような記憶がある。が、ほとんど記憶の彼方に消えかけている。 |
林道(作業道?)は雨の影響で前回より悪くなっていた。草も生い茂り、両側から行く手を阻む。何カ所か岩城が車から降りて後ろから押してくれた。何とか前回(5月8日)と同じ所まで車を乗り入れる。 |
林道の終点広場から藪に入る。稜線までの距離は250mぐらいだ。今回はチェンソーをふたつ持ち込んで尾根筋を少し刈り開けた。 登山道とまでは言えないが、普通に歩ける程度にはなったと思う。 |
2時間をかけずに稜線に出ることが出来た。稜線は富山県と岐阜県の境界である。だからか? 稜線上には刈り開けた道があった。 この稜線を北上したところに私が生まれ、育った大津山があった。人里離れた山の中に1000人が住んでいた。今風に言うと「ぽつんと300軒」(?)である。 |
頂上までの道にも小さな灌木が生い茂り始めていたので、刈り開けて行く。アップダウンを繰り返しながら、12時30分、頂上に出た。 冬季は360度見渡せるのだが、この季節は無理。 |
チェンソーで頂上広場を少し刈り開けた。10人ぐらいは座ってランチを撮れるぐらいの広場になったと思う。 |
12時55分、頂上を後にした。刈り開けたこともあり、25分で取り付きまで戻る。 |
池の山は標高もたいしたことがなく、視界がいいわけでもない。三角点も三等でしかない。登山道もない。人気がある山とは思えない。 唯一、頂上直下にノーベル賞受賞のニュートリノ発見の装置「カミオカンデ」があることぐらいだ。 ただ、私にとっては子供の頃から慣れ親しんだ「池の山」(私の名前の山)なのである。 |
子供の頃の記憶だが、鉱口からの登山道の途中に池があった。「池ノ山」の名前の由来はこれかもしれない。 「この池を掘り割って水を流し出し、池の魚を捕まえて食べた人が皆病気になった」という話(伝説?)も聞いたことがある。 掘り割る以前の池は私が見た頃より、もっと大きかったのだろうか? |