神様の石



 

所在地富山市猪谷
 出発地点 アプローチ高山線の線路を越えて西猪谷の山へ
出発地標高240m
標  高400m
標高差単純160m
沿面距離1.7Km
登山日2020年1月22日
天 候曇り
同行者藤井夫妻
コースタイム 駐車場所(50分)神様の石<休憩15分>(35分)出発地点
歩行1時間25分+休憩15分=1時間40分



五万図


鉄塔が更新されたので電線の位置が変わりました


大燻Rの裾野になります


 広告メールや、迷惑メールは1日に50通ぐらい来る。消す前に、さーっとスクロールする。不思議と大事なメールはすぐ分かる。今回の藤井さんからのメールもすぐ分かった。
 (普通の大事なメールはフィルタリングされて、それぞれ別のフォルダに入るようになっている)


ここに車を駐めて出発

林道を離れて鉄塔の点検道に入る

 藤井さんからのメールは「猪谷にあるという神様の石を探したが見つからなかった。場所を教えて欲しい。」というような内容だった。
 ネットで探しても神様の石については私のサイト以外に載っていないとのことだった。


石垣が沢山現れる

畑だったの?か田だったのか?

 9時にJRの猪谷駅前で待ち合わせる。落ち合って、そのまま駅裏に移動した。空いているところに車を駐めて身支度を終える。9時5分出発。


2014年に更新された鉄塔

 鉄塔の点検道を行く。両サイドに石垣がいくつも現れてくる。屋敷跡にしては小さ過ぎる。かすかだが勾配があるから田ではない。畑だったのだろうか?

 頼りは前回たどったカシミールの地図。だが目印の高圧線の位置が変わっている。新しい鉄塔は古いものより下に出来たのだと思う。だが、確信がない。距離も分からない。


ヒバでしょうか?

アスナロとも言う?

倒木に行く手を阻まれて右に入ったのが失敗の始まりだった。そのまま右に進み尾根に出た。そこには広い石垣があった。その先は急な登りになっている。記憶にない地形だ。
 下に降りてみると点検道に出てしまった。新しい点検道のようだ。北側の谷も記憶にない。現在地が分からなくなり、GPSで現在地を確かめた。(もっと早く出せばよかった)


神様の石を見つける

 神様の石はこの谷を超えた隣の尾根にあるようだ。谷を越えてジグを切った点検道を登る。登り切った尾根から下に向かって降りる予定だった。電線より下側にあるという先入観が頭から離れない。
 ふと、その前に、念のため、なだらかな上側に入ってみる。すると30mほど先に神様の石が見えた。


見つかってよかった

最初から前傾していたのか?

 見つかってホッとした。ここまで出向いて見つからなかったら何のために来たのか分からない。
 神様の石は林の中にぽつんと立っている。他に標識も祭壇も何もない。潔さを感じる。不思議な光景だ。


神様の石を探していた藤井さん夫妻

 点検道から神様の石まで、ピンクのテープで何カ所かに印をつけてきた。近い距離(30m)だが、葉が茂ったら見えないと思う。
 帰りは最短距離で降りてきた。藤井さんは週末に前回いっしょに行った友人達を連れて再訪するとのこと。
 見つかってよかった。


舟倉用水から標高差220mの急登

 帰り道、国道41号線から雨乞岩を探す。よく分からないので天湖森まで上がってみた。それでも分からない。家へ帰ってカシミールの鳥瞰図で調べたら大体の見当は付いた。何処からも急登だ。ルーファイが難しそうだ。


途中にある鉄塔がキーポイントになるかもしれない 「天湖森」から撮影