 行く手を阻む一番大きいのはアオモリトドマツ
訳の分からない灌木が上下左右から伸びてきていて体が通れる所を探すだけで大変。脛はぶつける、顔ははねた枝にたたかれる、体は進まない。
アオモリトドマツは地面近くまで枝が張っていて回り込むだけで距離が倍になる。
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軽く食事をとって引き返す。登るときに藪だと思っていたところは藪ではなく、踏み跡だと思っていたところは登山道に見えた。
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 大多和峠近くのブナ林 |
 大多和峠の東屋 |
今回も藪山の降りの怖さを思い知らされた。視界が効かないので方向が分からない。いきなり左に60度近くも間違えて降ってしまった。 GPSで間違いに気づいて戻る。だがすぐにまた左にずれた。高度を落とさず右に水平に100m以上歩いてやっと登りのトレース(GPSの)に戻った。
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 男性用、女性用、身障者用のみっつのトイレがある
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長棟山は標高差もあまりなく、距離も短いが簡単な山ではなかった。木の葉が散った秋もよさそうだが来年の残雪季(有峰林道が開通したらすぐ)にチャレンジすることにしよう。標高が高いところは雪が拾える。
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 雨続きで満水状態の有峰湖
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 貯水量は黒部ダムより多い(総貯水容量2億2,200万立方メートル)
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帰りに、今年予定している東笠山の偵察で祐延ダムに寄った。一山超えただけなのに貯水量が違う。少ない。
もっとも有峰ダムの流域面積は直接流れ込む実際の流域面積の4倍あるという。(真川や金木戸川の水も集めている)
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 何故か貯水量が少ない祐延ダム
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東笠山の参加予定者は名古屋、群馬、金沢、七尾など県外者が多い。新型コロナ禍で難しくなった。登山より宿泊宴会が目的の集まりだから...
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 東笠山へはこのダムを渡らないと行けない |
 だが進入禁止の看板があった |
 こちらも重力式ダム
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