大品山



大品山からのぞむ鍬崎山

所在地富山市(旧)大山町
大品山 アプローチ粟巣野スキー場
登山口標高600m
標   高1404m
標高差単純804m 累計970m(GPSデータより)
沿面距離往復8.1Km(GPSデータより)
登山日2020年5月29日
天 候晴れ
同行者単独
コースタイム 粟巣野スキー場(1時間30分)瀬戸蔵山<休憩10分>(30分)大品山<休憩55分>(30分)貯水池(30分)粟巣野スキー場
登り2時間+降り1時間=歩行3時間
歩行3時間+休憩1時間5分=合計4時間5分



山旅倶楽部二万五千図


山旅倶楽部一万五千図

 標高差1000m以内で往復距離10Km以内の山なら大品山がお勧めである。瀬戸蔵山経由で周遊すれば(登山口から登山口まで)全て違う風景を楽しめる。


9時50分 粟巣野スキー場駐車場(600m)出発

ゲレンデ途中から右の登山道に入る

 日帰り登山は登った道を降るのが普通で、誰もそれが普通だと思っている。確かにそうなのだが、何か面白くない。周遊できればそれが一番いい。瀬戸蔵山経由の大品山はそれが出来る。


立派な登山道になっている

ここから沢に入る

 


橋は百間滑の上に架かっている

龍神の滝と百間滑の説明看板

 


橋の上からのぞむ百間滑

 


百間滑の休憩所

休憩所から見下ろす百間滑と橋

 


清水があった

すぐ近くにもあって、こちらには「松尾山の湧水」とあった

 


龍神(たつがみ)の滝の最下段か?

龍神の滝の上段

 


右が新しい登山道で立山杉の大木がある

50mほどで旧道と合流する

 


何故こんな姿になるのだろう?

本人の(杉の)意志ではないと思うのだが

 


この杉(龍神の御神木)の右の枝が何に見えるか?


天に昇る龍の顔に見えませんか?

 


杉の大木はこのあたりに集中しているようだ

それぞれに名前がついていたかもしれない

 


整備された登山道

950mの休憩所

 


1100mの休憩所

1250mの休憩所

 


11時20分 瀬戸蔵山(1320m)頂上到着

瀬戸蔵山頂上の反射板

 


観光客のいない静かな立山  山の神々達も安らかな時間を過ごせていることだろう

 


イワカガミ

ショウジョウバカマ

イワウチワ

 早春の山で出迎えてくれるピンクの花の御三家

 


ブナ林の新緑の美しさに

登山中だということを忘れてしまいそうになった

 ブナ林の美しさは新緑、盛夏、紅葉など、どれもいいが、積雪期の樹氷も素晴らしい。ブナ林は全ての季節でその美しさを楽しめる。


(人工的には絶対作れないと思える)自然の美しさに圧倒されてしまう

 


12時 大品山(1404m)頂上に出る

三等三角点(基準点名「大品」)

 


積雪期は広いと思った広場も無雪季は狭く感じる

 


鍬崎山を見ることが出来る所が一カ所だけある

12時55分 分岐から粟巣野に向けて出発

 


粟巣野への降りにもきれいなブナ林がある

 


ギフチョウと遭遇 三回見かけたが同じ個体か別の個体かは不明

 


こちらも希少のヒメシャガ

 


真川調整池は日本にも数少ないバットレスダムで

「日本の近代土木遺産2000選 」にも選ばれている

 


登山道は導水管と合流

導水管を超えて

 


スキー場のゲレンデトップに出る

ゲレンデトップから見下ろす

 


13時55分 スキー場の駐車場に戻る