仁王山 |
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所在地 | 富山県八尾町、岐阜県宮川村 | |
仁王山 | アプローチ | 八尾町より車で40分 |
登山口標高 | 560m | |
標 高 | 東屋890m 仁王山は1516m | |
標高差 | 単純330m | |
沿面距離 | 往復2.1Km(GPSデータより) | |
登山日 | 2021年2月1日 | |
天 候 | 曇り | |
同行者 | 単独 | |
コースタイム |
大長谷温泉(1時間35分)東屋(25分)大長谷温泉 登り1時間35分+降り25分=歩行2時間 |
天気がよさそうなので仁王山に向かった。なんとなく向かったのがよくなかったのかもしれない。敗退した。 |
国道943号線(471号線+472傲然)を走っているときに、道路脇の木が風で揺れているのに気づいた。風が強いようだ。 大長谷温泉の駐車場を借りて車を駐める。リュックを点検してみると400ccのポットのお湯が全部こぼれていた。蓋をしっかり閉めていなかったようだ。リュックの中は着替えも全てグショグショになっていた。 頂上で雪を溶かすことも考えたが、温泉の管理人さんにお願いして水をいただいた。 |
スノー・シューズを履いて雪面に取り付く。その瞬間に今日は頂上にたどり着けないと思った。なぜだか解らないがそう感じた。 しばらく登るとスキーのシュプールやスノー・シューズのトレースが現れた。土日に誰かが登ったのだろう。さらにテンションが下がる。 |
ペースが上がらないまま急登の斜面を行く。右側の尾根に出た瞬間に風が吹きつけてくる。沢沿いの斜面にもどる。頭上の木の枝が渦巻いていた。 最初の東屋に出てからは頂上までずっと尾根を行くことになる。迷った。引き返す理由は沢山思いつく。 そこへ単独のスキー登山者が追いついてきた。挨拶をすると見たことのある顔。三井さんだった。お互いに「あれっ三井さん?」。「あれっイケさん」だった。 |
引き返す訳にはいかなくなって頂上へ向かった。東屋を過ぎた頃からお腹が空いてきてシャリバテぎみになる。 カップラーメンしか持ってきていないのに風が強くてストーブが使えない。 スコップも持ってきていないので雪洞も掘れない。決定的な理由が見つかった。敗退を決める。 三井さんとは久しぶりの(十数年ぶりの)再開だったが風が強くて話も出来なかった。「さようなら三井さん」。 |
だめな日は最初から歯車がかみ合っていない。なんとなく解る。次回、もう少し気を引き締めて計画的に出直すことにした。 |