笹津山 |
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所在地 | 富山市細入 | |
天湖森 | アプローチ | 富山市楡原の天湖森 |
登山口標高 | 245m 最低標高215m | |
標 高 | 590m(大乗悟山) | |
標高差 | 単純375m 累積510m(GPSデータより) | |
沿面距離 | 4.3Km(GPSデータより) | |
登山日 | 2021年2月20日 | |
天 候 | 晴れ | |
同行者 | 単独 | |
コースタイム |
天湖森駐車場【10:15】(1時間45分)笹津山【12:00】(20分)ランチ【12:20】<休憩40分>(20分)大乗悟山(55分)天湖森駐車場【14:15】 登り2時間25分+降り55分=合計3時間20分 歩行3時間20分+休憩40分=合計4時間 |
諦めていた笹津山だったが雪が降った。なんとかなるかもしれないと、出かけてみた。 |
天湖森まで来てみると、それなりに雪がある。取り付いてみる。 天湖森の駐車場に車を駐めて身支度をする。風が強い。このあたりは飛騨から富山に抜ける風の通り道になっている。 |
道路を少し戻って林道に入る。(今年は除雪してなかった) 今回は手前の尾根から取り付く計画だ。林道に入ってすぐに尾根の鉄塔に向かった。 |
鉄塔から尾根に取り付く。やっぱり雪は少ない。雪山と言うより藪山だ。 |
藪から解放されてほっとするところもあるが、またすぐに藪に突入する。 振り返ってのぞむ小佐波御前山。西側からのルートを探していたが攻略するのは難しそうだ。 |
今回選んだこの尾根は常緑樹が多い。樹木の名は苦手だがツバキやアオキ、サカキなどがあったと思う。 |
笹津山や小佐波御前山は礫岩の山だ。小佐波御前山の獅子ヶ鼻は礫岩で出来ている。 礫岩は登りやすそうに見えるが、つかんでいる岩や乗っている岩がボコっととれたりする。支点も取りにくいので登らない方がいい。 |
少しぐらい雪が積もってもこの尾根コースは使わない方がいい。灌木が多すぎる。 来年、新しいコースを探す楽しみが出来た。 |
470mあたりからなだらかになって杉の植林帯となる。水平距離300m、標高差60mで頂上に出る。 |
12時、頂上。何もないのでどこが頂上か分からない。他に高いところがないので頂上だと判定する。 ふと、マンサクの花が目にとまった。今シーズン初の山の花となった。 |
大乗悟山へは、いったん猿倉山から40mほど降って登り返す。以前、ここで方向を間違えたことがあった。 視界が悪いときの独立峰(?)からの降りは難しい。少し間違えただけでも、とんでもないところに行ってしまう。 |
雪山でのランチタイムは楽しい。このためにだけ山に登ることもあるくらいだ。 友人のなかにも「カップラーメンを食べに山へ...」を実践している強者がいる。 |
以前は食料を袋に詰めていた。袋はだいたい二つになった。これがリュックの中で収まりが悪い。おまけに変形したり破れたりした。 箱に詰めることを思いついた。リュックに収まる手頃な大きさで、軽くて、中が見えるもの。防水がきけばさらにいい。そんなものが見つかった。しばらく使ってみる。 |
13時、ランチ場所(鉄塔の下)を出発。13時20分、大乗悟山到着。こちらの頂上は広くて眺めがいい。ランチ場所を間違えてしまったようだ。 |
大乗悟山(590m)から小佐波御前山(754m)を眺めると小佐波御前山の方が低く見える。何故だろう? 後ろに高い山が見えるからだろうか? |
大乗悟山を超えた鞍部から尾根をはずれる。降れるかどうか、ちょっと心配だったが杉の植林があるので大丈夫だと判断。すぐに林道に降り立った。 林道を少し北進して右の斜面へと降る。ここも杉の植林帯があるの心配ない。 |
今回たどった降りのコースは初めてだった。見慣れない風景だったし、見たことのない岩室があった。 |
廃村跡を見るのは色々な想いがこみ上げてきて辛いのだが、見ずにはいられない。 ここで生まれ、育った人達が家を捨てて出て行った。その人達がこの地に寄せる想いはどんなものだろう? 私の想いは大津山、長棟へと続く。 |
14時15分、天湖森中車所に戻った。時間も早かったので、天湖森の中を覗いてみた。開店休業状態かと思ったら賑わっていた。 ロッジにもそれぞれ車が停まっているし、テントもいくつも張られていた。コロナ禍でホテルや旅館は避けられているのかもしれない。 |
その後、家に帰ってから近所の除雪をしていたら、突然ぎっくり腰に...しばらく山に行けない...ああ... |