キラズ山



林道吉野東猪谷線 竣工記念碑

所在地富山市東猪谷
キラズ山 アプローチ国道41号線猪谷から神通川を渡ってキラズ山の林道へ
登山口標高600m
標   高1188m 到達点970m
標 高 差単純588m 到達点370m
沿面距離往復6.5Km(GPSデータより)
登山日2022年7月2日
天 候晴れ
同行者単独
コースタイム 林道分岐【10:20】(50分)登山口<休憩10分>(25分)敗退地点【11:45】<迷い時間10分>(15分)登山口<昼食15分>(35分)林道分岐【13:00】
登り1時間15分+降り50分=歩行2時間5分
歩行2時間5分+休憩35分=合計2時間40分



カシミール五万図


カシミール二万五千図


カシミール・カシバード(鳥瞰図)


カシミール・プロパティ


 何となく、キラズ山に登ってみたいと思った。キラズ山は冬季の山で、春にススタケを採りに入るぐらいの山でしかない。7月に登る山ではない。
 元々登山道のはっきりしない山である。この季節に登山道が分かるかどうか、ちょっと心配だった。


吉野へ抜ける林道からの分岐に車を駐める

分岐の入口は荒れていたが中はしっかりしていた

 林道分岐から10mほど入ったところで車で入るのを諦めた。両側から生い繁った草が道路を塞ぎ、小石も転がっている。
 分岐まで戻って路肩に車を駐めた。ここから歩くのは想定内だ。


杉林の中を舗装道路が続く

標高750mのヘアピンカーブから悪路となる

 50mほど入ったところから先は普通に走れる舗装道路だった。登山は歩くのが仕事だからいいのだが、車が走れるところを歩くのは全面的には納得出来ない。
 標高750mのヘアピンカーブから非舗装道路となり、悪路となった。妙に安心する。


この分岐は真っ直ぐにいかずに左に曲がる

左に曲がって200mほどのところが登山口

 登山口で何となくシャリバテ気味になり、持ち込んだチョコ菓子を出した。完全に溶けていて、片側に偏っていた。
 一瞬、迷ったが持ち込んだ食料は他におにぎり1個だけ。お腹に入ればいっしょということにして、舐めながら食べた。


登山口にある標識

持ち込んだチョコ菓子は溶けていた


このロープは熊が皮を剥がさないようにするためのもの

 杉林を抜けて、斜面に取り付く。思っていたより登山道が分かりにくい。ストックで草を分けながら道を探す。


始めはかすかに道跡が分かったが

300mほど進んだところで登山道が分からなくなる

400mあたりから大きなシダ(直径1m以上)などに覆われてまったく登山道が分からなってきた。
 頂上まで700mほど残っている。テープを持ってきていなかったので印を付けられず、帰りの道迷いも心配だ。敗退を決めた。


戻るときに気がついたが

赤布が所々に巻かれていた

 登山口で簡単にノンアルコールビールとおにぎり1個でランチをとる。帰りは林道を吉野へと抜けた。


林道の左側のきれいな杉林

林道の右側のきれいな杉林


林道から下方をのぞむ

 吉野へ抜ける途中に展望台のような広場があり、林道の竣工記念碑が建っている。
 まだ、かけ出しの頃、冬季に仲間とキラズ山に挑戦したことがあったが敗退した。その時、この広場でランチをとった。なつかしい場所である。


吉野への林道の途中にある広場は素晴らしい展望台になっている

 


ヤマアジサイ

ヤマアジサイのアップ


ウツボグサ

ウツボグサのアップ


ササユリ

ササユリの名前の由来は葉の形


マルバフユイチゴ

マルバフユイチゴのアップ


トリアシショウマ

トリアシショウマの葉


トリアシショウマのアップ

トリアシショウマのアップ


オカトラノオ

オカトラノオのアップ


ヒメジオン(ヒメジョン)

ヒメジオン(ヒメジョン)のアップ


ウリノキ

アザミ