クズバ山



 

所在地富山県上市町
クズバ山 アプローチ早月川馬場島へ
登山口標高800m
標   高1876m
標 高 差単純1076m 累計 m
沿面距離往復 . Km(GPSデータより)
登山日2022年11月6日
天 候
参考コースタイム
山と高原地図(昭文社)
クズバ山登山口(1時間10分)中山分岐(2時間45分)クズバ山(2時間)中山分岐(15分)中山(1時間30分)中山登山口(35分)クズバ山登山口
登り3時間45分+降り4時間20分=歩行8時間5分
コースタイム クズバ山登山口【9:05】(45分)中山分岐(1時間55分)クズバ山【11:45】<休憩1時間>
クズバ山【12:45】(1時間15分)中山分岐(15分)中山【14:15】(50分)中山登山口(30分)クズバ山登山口【15:30】
登り2時間40分+降り2時間50分=歩行5時間30分
歩行5時間30分+休憩1時間=合計6時間30分



山旅倶楽部二万五千図


山旅倶楽部一万二千図


カシミール・カシバード(鳥瞰図)


カシミール・プロパティ


 友人と8月から計画していた山だったがタイミングが合わず、11月になってしまった。
 中山は無雪期も残雪期も登っているがクズバ山はまだ未踏。ふらっと出かけた。


今日はこの剱岳を近くで見るつもり(馬場島近くの車窓から)

 馬場島から立山川に入る。700mほどで進んだ東小糸谷出合に橋が架かっている。橋を渡ったところがクズバ山の登山口だ。


立山川の東小糸谷出合の橋を渡る(明日撤去)

9時5分、クズバ山登山口

 空き地があまりなく、車が停められるような場所はもうなかった。少し戻った道路脇に車を停める。


東小糸谷は3回渡る

落ち葉に今朝の霜が残っていた

 9時5分、登山口から取り付く。久しぶりのメジャーな山だ。いつもマイナー以下の変なところばかり行っているような気がする。


地下の送水管の点検用のものか?

中山登山口の分岐(中山峠)

 東小糸谷を3回渡って、霜の降りた道を行く。適度にジグが切ってあり、急登のイメージはない。
 途中にあったコンクリートの人工物は北電の送水管点検用の入口らしい。


木々の間から見えてきたのは猫又山

 あっけなく中山峠(中山への分岐)に出る。ここで左にコースをとってクズバ山に向かう。
 下草は枯れていて歩きやすい。落ち葉を踏みながら登山道をたどる。


しばらく行くと急登が始まる

1625m近くで初めて日が差してきた

 登山道は徐々に急登に変わっていく。たかがクズバ山と高をくくって何も調べずに来たが、あらためて地図を見たら等高線が密だ。登山モードを切り替えた。


登山道の霜と

霜柱


猫又山の左側に頭を出してきたのは釜谷山

剱岳も見えてくる

 左側に見えていた尾根を早月尾根だと思っていたら東芦見尾根だった。猫又山の左側に釜谷山が見えてきて、気づいた。


猫又山と赤谷山の間に見えてきたのは朝日岳と清水岳

 地図上に記された1625mあたりから急登から解放され、登山道らしくなってきた。剱岳も見えてくる。


剱岳が近づいてくる

 11時45分、いきなり平らな所に出る。人も沢山いる。そこが頂上だった。
 クズバ山は剱岳の展望台として有名だ。だが、なんとなく物足りない。近すぎるのか? 早月尾根が邪魔なのか?細蔵山からの剱の方が格好いい。


11時45分 クズバ山頂上に立つ

頂上には10人ぐらいの登山者がいた

 登るときに10人以上とすれ違っていたのに、頂上にはまだ10人以上いた。人気の山なのだ。
 日曜日のせいもある。土日は人が多いのでなるべく避けていたのに今日は日曜日だった。


振り返れば富山平野と日本海、そして能登半島

 


しばらくしたら頂上には

誰もいなくなってしまった

 


少し雲があった方が絵になるような気がする

 


後立山連峰の朝日岳と清水岳

富士ノ折立、大汝山、雄山

 


12時45分、頂上を後にする

早月川と日本海

 


登山道と言えるかどうか?

 


14時、中山への分岐まで戻る(看板には頂上まで25分と書いてある)

 


振り返ってのぞむ剱岳

 


紅葉がまだ残っていた

クズバ山には暗いイメージが漂っている

 


こちらも立派な剱の展望台

 


赤谷山、白ハゲ山、赤ハゲ山、大窓、大窓の頭、池平山、マッチ箱ピーク、小窓の王、剱岳

 


中山には大きな立山杉がある

樹齢は千年を超えているのか?

 


尾根筋は雪害がないから古木になれるのだろうか?

 


15時5分、中山登山口に降り立つ

11月7日頃に東小糸谷側の橋を撤去予定(明日だ)

 


馬場島近くからのぞむ小窓尾根、マッチ箱ピーク、剱岳本峰

 


15時30分、駐車場所まで戻る