流葉山



営業が終わったのにまだ搬器が残されているスキー場は寂しい

所在地飛騨市神岡町い
流葉山 アプローチ国道41号線の流葉スキー場
登山口標高815m
標   高1422m
標高差単純607m 累計910m(GPSデータより)
沿面距離周遊11.9Km(GPSデータより)
登山日2023年3月15日
天 候晴れ
コースタイム 流葉キャンプ場【9:35】(1時間40分)流葉山【11:15】<休憩1時間5分>
流葉山【12:20】(1時間15分)数河峠(20分)流葉キャンプ場【13:55】
登り1時間40分+降り1時間35分=歩行3時間15分
歩行3時間15分+休憩1時間5分=合計4時間20分



山旅倶楽部二万五千図


山旅倶楽部一万二千図


カシミール・カシバード(鳥瞰図)


カシミール・プロパティ


 流葉スキー場は20代の頃によく通ったスキー場だった。毎週のように仲間達と滑った。
 金がなかったので、おにぎりをつくって持って行き食堂でラーメンだけを注文するのが常だった。
 以前とはゲレンデが少し変わっているが山は変わっていない。今にも仲間達の声が聞こえてきそうな雪面を歩いた。


流葉オートキャンプ場の駐車場からのぞむ北アルプス

 一緒に通った仲間がもう3人も(弟を含め)この世を去っている。皆、60代だった。早すぎる。
 同じ記憶(感動)を語り合える仲間がいなくなっていく。残された者はその寂しさを受け入れていくしかないのだろう。


9時35分 駐車場を出発

オートキャンプ場のコテージ


ゲレンデにはまだ雪が十分残っていた

右に行けば昔の第3ゲレンデ


そこから左に折れて尾根に向かう

流葉の山田集落


第一クワッドリフト終点 

ここも搬器が残ったまま


昨年たどったときは雪が少なかった


ゲレンデの両サイドにはカラマツ

晩秋はきれいな紅葉が見られるだろう


この斜面は途中で気づいたのだが凍っていた 一歩でも滑ったら下まで滑落するところだった


第10ペアリフト

ここもまだ搬器が残ったまま


今にも誰かが乗ってきそうな雰囲気だ


山頂レストラン「カミーン」

もちろん営業終了なのだが今にもドアが開きそう


流葉神社

いつもと違うことを祈った


第11ペアリフト終点

営業期間中はスキー場の外には出られない


11時15分 流葉山山頂に出る

持ち込んだかんじきは無駄だった


風が強かったので壁をつくる

久しぶりにおでんを持ち込む


流葉山は毛勝三山から白山までのぞめる展望台


毛勝三山、大日岳


剱岳、別山、立山


薬師岳、北ノ俣岳、黒部五郎岳


槍ヶ岳、笠ヶ岳


涸沢岳、奥穂高岳、西穂高岳


乗鞍岳


御嶽山


白山


12時20分 頂上を後にする

ゲレンデを駆け下りる


沢のような林道を降る

スノーモービルの跡をたどる


休憩小屋の中にはトイレもある

昨年は雪がなかった林道


ようやく土が見えてきた

旧数河高原スキー場まで降る


ゲレンデをショートカットで降る

国道41号線に降りる


41号線を流葉に向かってたどる 

ここから左に入ってキャンプ場に向かう


13時55分 キャンプ場の駐車場に戻った