夫婦山



左が男峰で右が女峰 中央が松瀬へと抜ける松瀬峠

所 在 地富山市八尾町
アプローチ八尾町から黒瀬谷をたどり桐谷から小井波へ
登山口標高464m
標   高784m
標 高 差320m
沿面距離1.3Km
登 山 日2025年1月1日
天   候晴れ



カシミール五万図


カシミール二万五千図


カシミール・カシバード(鳥瞰図)


カシミール・プロパティ


 昨年後半はほとんど山に行けない状態が続いた。年が明けた元旦、夫婦山に向かう。
 体力がどこまで落ちているか不明。とにかく山に向かうところから、今年の山行きを始めた。


途中の車中からのぞむ夫婦山(左が男峰で右が女峰)

 家の周りに雪がなかったので安易に山に向かってしまった。途中で気がついてカンジキとスコップを取りに家まで戻る。
 桐谷から小井波への坂道は何度もスリップしながら登った。
 小井波峠を越えてなんとか豚舎の前まで車を入れる。いつもの路肩に車を停めさせてもらった。


豚舎の入口近くに車を停めさせてもらう

車道の除雪はここまで 奥に見えるのが夫婦山

 松瀬峠あたりから雪が出てくるかと思っていたのだが、あまかった。スタートから膝下のラッセルだった。
 ストックもリングの交換を忘れていて夏用のままだった。新雪に、スポッと刺さってしまって、ほとんど役に立たない。
 スタートが11時で、時間も足りない。あっさりと登頂を断念した。


左が(夫婦山)男峰で右が女峰(下山後に撮影)

 なにもせずに帰るのももったいないので少し歩いてみることにした。どのくらい歩けるのか?
 豚舎を回り込んで林道に入る。ストックが使えないのでバランスが悪い。
 新雪にカンジキは弱い。新しいスノーシューズが必要だ。(昨年修理不能なくらい壊れてしまった)
 円安で6万円もするのが、ちょっと痛い。


豚舎を離れて林道に入る

林道から登山道に入る

 雪山には独特の雰囲気がある。いつも感じるスタート前のなんとも言えない嫌な感じ。単独で雪山に入る恐怖感かもしれない。
 だが歩き出してしまえば忘れてしまうのもいつものことだ。


小さな水路を越える


ラッセルは膝下ぐらい(約40cm)


右側が往路の足跡で左側が復路の足跡

 歩いた気がしないまま車にもどった。今日は試し歩きということで、よしとしよう。
 体力がどこまで落ちているか分からないが、次回は頂上を目指す。そうしないと何も始まらない。


奥に見える尾根の先端が戸田峰


 

上平山 光雲寺

 正月に夫婦山に来たら必ず初詣に寄る「上平山光雲寺」。桐谷に住む人がいなくなっても、最後まで集落に火をともし続けていそうなお寺である。


珍しい2階建ての山門[桜門](建立1901年)


桜門の2階は鐘楼になっていて鐘が吊ってある

光雲寺の本堂(建立1864年)


本堂の中を覗いたのは始めてでした