夫婦山 |
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所 在 地 | 富山市八尾町 | |
アプローチ | 八尾町から黒瀬谷をたどり桐谷から小井波へ | |
登山口標高 | 464m | |
標 高 | 784m | |
標 高 差 | 320m | |
沿面距離 | 1.3Km | |
登 山 日 | 2025年1月12日 | |
天 候 | 晴れ | |
同行者 | 中嶋、赤羽 | |
コースタイム |
登山口【9:20】(2時間)松瀬峠<休憩10分>(1時間10分)夫婦山頂上【12:40】<休憩1時間15分>【13:55】(15分)松瀬峠(45分)登山口【14:55】 登り3時間10分+降り1時間=歩行4時間10分 歩行4時間10分+休憩1時間25分=合計5時間35分 |
カシミール五万図 |
カシミール二万五千図 |
カシミール・カシバード(鳥瞰図) |
カシミール・プロパティ |
金沢の熟女チームから誘いの電話が入る。「明日、キラズ山にでも行きませんか?」と。 大雪が降った後の標高差1000mの山は難易度が高いことを説明すると、あっさりと夫婦山に変更した。 日本三百名山を達成した中嶋は富山百山に挑戦中。百山に入っていれば、どこでもいいようだ。 夫婦山は標高差はたいした事はないが、難易度は低くない。リベンジを予定していた山でもあるので、いっしょに行くことになった。 |
いつも借りている駐車場所に車を停めさせてもらう |
何人来るのか分からなかったのだが、急に決めた山行だったので集まったのは2人だけだった。 八尾で合流して小井波へ向かう。いつもの除雪されたところに車を停めさせてもらった。 身支度を終え、9時20分、出発する。 |
除雪はここまで 遠くに見えるのが夫婦山男峰 |
最初の核心部(?) |
豚舎を回り込んで林道に入る。元旦より少し深い膝ぐらいのラッセルが続く。 200mほど入ったところで林道を離れて左(山側)に入る。 右に方向を変えようと思ったところでまっすぐの方向にピンクのテープが見つかった(中嶋が発見)。これに従ったのが間違いで、方向が左の方へずれていってしまった。 |
豚舎を回り込んでいく |
視界が効かないので記憶にある地形だけを頼りに進むが、見たことのない風景が続く。見たことのない林道も出てくる。 リュックからGPSを取り出し、緯度と経度を読む。大きくズレているのを確認して予定していたコースへと戻った。「もっと早く出せよ」ですね。 |
午後からの(降りのときの)雪の爆弾が怖い |
里山では安易にテープを信用してはいけないのが鉄則だ。何のために付けられたテープか分からないし、間違っている可能性もあるからだ。 今回は改めてこれを知らされた格好になった。 |
松瀬峠からの難所を越えたところで横から登山者が現れて合流 |
ストックでアンカーを作って腕の力も借りて登る |
夫婦山には急登の核心部が三カ所ある。松瀬峠手前の急登、峠からの取り付きの急登、そして大岩を左から巻く急登だ。 今回は雪質も湿っていて難しくはなかった。それでも慣れていない赤羽は手こずっていたようだ。 これは言葉で習うより、経験を積んで体で覚えた方が早い。と、思う。 |
この大岩を左から巻いていくのが三番目の核心部 |
松瀬峠からの核心部を超えたところで松瀬側から登山者が1人ひょこりと現れた。横から現れたのでびっくりした。熊かと思った。 登山道を間違えてしまったと言っていたが、我々の声につられて、間違えたのだろう。 この核心部30mほどを超えるのに20分ほどかかっていた。声がずっと同じ方向から聞こえていたので声の方向に向かってしまったのだと思う。 |
夫婦山男峰山頂 左奥遠くに見えるのは戸田峰 |
四人パーティーとなり、三番目の核心部である大岩を超えて、12時40分、頂上に立つ。 立山連峰は雲がかかっていて見えなかったが富山平野から能登半島の方はよく見えていた。 簡単にテーブルを作って、四人で昼食をとった。 |
隣に見えるのは夫婦山女峰 |
このひょっこり登山者は「今度、祖父岳に登るつもりながだけど、分からんことあったら電話して聞くちゃ」と言って降りて行きかけた。 慌てて、名前と電話番号を教えた。どこへ電話するつもりだったのだろう? ひょっこり登山者は、うっかり登山者でもあるようだ。 |
核心部の大岩の横を |
慎重に降る |
今日は雪の爆弾が落ちてこなかった |
無事豚舎までもどる |
下山後に感じる達成感は夏山より雪山の方が強い。同じ山でも雪山の方が登るのが難しいからだろう。雪山はいい。大好きだ。 |
ワカンを脱いでほっとする瞬間 お疲れ様でした |