南保富士 二王山



二王山への途中にある南保富士

所 在 地富山県上新川郡朝日町
アプローチ朝日町笹川から三峯グリーンランドを経る
登山口標高340m
標   高784m(二王山)
標 高 差単純484m 累計650m
沿面距離6.8Km
登 山 日2026年4月19日
天   候晴れ
コースタイム 駐車場所【10:05】(40分)七重滝分岐U(25分)南保富士【11:10】<休憩15分>(20分)二王山【11:45】<休憩15分>
二王山【12:00】(20分)南保富士<休憩1時間>(15分)七重滝分岐(20分)猪山(15分)七重滝ベンチ<探索20分>(40分)駐車場所【15:10】
登り1時間25分+降り1時間50分=歩行3時間15分
歩行3時間15分+休憩1時間50分=合計5時間5分



カシミール五万図


カシミール二万五千図


カシミール・カシバード(鳥瞰図)


カシミール・プロパティ(水平道途中で電池切れ)


 北日本新聞社発行の「富山の百山」に南保富士が選ばれている。そして、その中に落差60mの滝の写真が載っている。
 7段に折れているとあるが、ほぼ垂瀑に見えて格好いい。名前は七重滝(しっちゃだき)という。南保富士はどうでもいいが滝が見たい。


登山口手前で車を停める

登山口にある駐車場はガラガラだった

 天気のいい日曜日は山も賑わう。登山口の手前ですでに路上駐車になっていた。ように見えた。
 迷うことなく車の列の最後尾に車を停める。身支度を終え、登山口に向かった。
 登山口にある駐車場まで来てみると、駐車場はガラガラだった。皆さん騙されたようです。


左へ入ると七重滝で右に入ると南保富士


山が八つも書いてあるが今日は南保富士と二王山だけ

 登山口は二つに分かれている。左へたどると七重滝で、右の林道が南保富士である。
 右の林道に入ってすぐの左側に歩道があった。南保富士登山口と書いてある。それをたどる。
 杉が植林されているが、昔は田があったようだ。


右の林道に入ったすぐに南保富士への登山道がある

昔はこの辺りには田があったようだ


里山の雰囲気が漂う早春の中を行く

 初めはなだらかな登山道だったのが、標高400mあたりから急な登りとなってくる。
 登山を終えた登山者達が何組も降りてくる。南保富士は半日で登山を終えるような軽い山のようだ。
 山菜が少ないとぼやいている、おばちゃんもいる。追い抜いていく。


11時10分 南保富士頂上に出る

 11時10分、南保富士の頂上に出る。頂上は広い広場になっていた。30人ぐらいは休憩出来そうなくらい広い。
 近くにもうひとつ山がある。二王山と書いてある。せっかくなので、そこまで足を伸ばす。


親しまれている山であることが伝わってくる


珍しい山頂標識

三等三角点(基準点名 石谷)


二王山へのブナ林

 二王山へは軽いアップダウンがあるだけだった。樹齢の揃ったブナ林が迎えてくれた。
 道は整備されていないようで笹が生い茂っているところもあった。人気のない山らしい。


頂上が分からず行き過ぎてしまう

 登山道を見失ってしまい、うろうろしていたら頭上に二王山の標識があるのに気づいた。
 樹木に囲まれた平坦なところで、頂上とは思えないところが頂上だった。南保富士に戻ってランチをとることにした。


二王山標識


南保富士に戻ってランチ

 南保富士頂上から見渡せるのは黒部市から入善町だろう。その先に広がるのは富山湾だと思うのだが海が見えない。
 海があるはずの所に雲が広がっている。弥陀ヶ原や室堂に10年ほど寝泊まりしていたので雲海は見飽きるほど見てきた。 だが海が雲海になっているのを見るのは初めてだった。


海が雲海になっていた

雲海の上に能登半島をのぞむ


七重滝への分岐

途中に「猪山」という山があるらしい

 13時20分、南保富士を後にする。登山道の途中から七重滝へ降る登山道がある。
 迷うことなくそちらへ向かう。往復するより周遊のほうが楽しい。


平坦な所は少なく急な降りが続いた

 ずっと急な降りが続き、鞍部に出たと思ったら登り返しが待っていた。
 登り切ってみると山名のある山だった。猪山(いのししやま)と書いた標識があった。
 干支の山としては、あまり聞かない山だ。マイナーな山なのかもしれない。


いったん登り返したピークが猪山だった

標高490mの干支の山は「いのししやま」と読む


木の間から見えるのは七重滝か?

展望台のようなところに降り立つが滝は見えない

 水平道広場手前の登山道から滝の一部が見えた。が、なにか不自然だ。
 広場に降りたってみても滝は見えない。降っていく道があったので少し降りてみたら滝が見えた。
 だが先ほど見た滝と向きが違う。地図を見たら砂防堰堤がいくつもある。見えたのはどちらも堰堤だったようだ。
 道は滝からどんどん離れていく。滝を見るのをあきらめて引き返した。


少し降った所から見えたのは前のとは向きが違う

七重滝は見つからず水平道に戻る


水平道の名前は「西山用水跡」とあった

 この水平道は観光案内板に「西山用水跡」と書かれている。昔は用水が流れていたらしい。
 十二貫野用水ほどではないにしても、昔の人は水を引くために、大変な目にあっていたようだ。「治山治水」という言葉が頭をよぎる。


昔はここに用水が流れていたらしい 歴史ある道なのだ


分岐まで戻ったと思ったら違っていた

ようやく分岐まで戻る


停められて車は1台だけ残して全て消えていた

 西山用水は明治35年に完成して50年間ほど使われていたらしい。(昭和25年くらいまで?)
 それ以降はどこから水を引いていたのか?離村が進んで維持管理が出来なくなったのか?必要なくなったのか?詳しいことはよく分からない。



ミツバツツジ

ミツバツチグリ

ショウジョウバカマ

〇〇スミレ

イワウチワ

ワサビ