| 天蓋山 |
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| 所 在 地 | 飛騨市神岡町山之村 | |
| アプローチ | 神岡町より車で40分で山之村牧場へ | |
| 登山口標高 | 886m | |
| 標 高 | 1527m | |
| 標 高 差 | 単純641m 累計728m | |
| 沿面距離 | 9.5Km | |
| 登 山 日 | 2026年3月17日 | |
| 天 候 | 快晴 | |
| コースタイム |
山之村牧場【10:35】(50分)登山口(30分)1200ピーク<休憩25分>(20分)ヤマップ平(1時間)天蓋山山頂【13:40】<休憩30分> 天蓋山山頂【14:10】(15分)すずめ平(55分)夕顔の駅(25分)【15:45】山之村牧場 登り2時間40分+降り1時間10分+舗装道路25分=歩行4時間15分 歩行4時間15+休憩55分=合計5時間10分 | |
![]() カシミール五万図 |
![]() カシミール二万五千図 |
![]() カシミール・カシバード(鳥瞰図) |
![]() カシミール・プロパティ |
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今年は雪が少なかった。山から雪が消えていく。「どこかへ行かなくては」と心があせる。 ふと、天蓋山がうかんだ。昨年の春(5月5日)登ったときに、旧道のコルに出てしまい、頂上を往復したのを悔やんでいた。 雪山で美しいのはトレースが重複しないラインを描くことだ。今回は西側から登って東側に降る、頂上貫通ラインを目指すことにした。 |
![]() 「千と千尋の神隠し」のようなトンネル トンネルを抜けると別世界が広がる |
![]() 山之村牧場の駐車場に車を停めさせてもらう |
![]() まだ冬眠中の山之村牧場 |
| 家事の分担分を済ませ、家を出たのが8時55分。41号線を南下し、神岡から伊西トンネルを越えて山之村に入る。山之村牧場に着いたのは10時半だった。ちょっと遅いぞ。 |
![]() 大自然の中にぽつんとある都会(?)とのミスマッチが大好きです |
![]() 遠くに見える白い山は北ノ俣岳 |
![]() 放牧場(牛、ポニー、ヤギ)と池 |
| 10時35分、駐車場出発。ブランクがあるせいか、体が重い。「時間も遅いし、今日は無理かも?」という思いが、ちらっと頭をよぎる。 |
![]() ここから牧場を離れて林道に入る |
![]() その入口にある天の夕顔の記念碑 |
![]() 林道は続くよ何処までも〜♪〜 |
![]() 尾根の先端から右に延びる林道はこの先で終了 |
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林道歩きが意外に長く、50分を要した。11時25分、尾根の先端の登山口に到着。 時間が気になる。頂上に立っていてもいい時間なのに、まだ登山口にいる。引き返すタイムリミットを14時に決めた。 |
![]() ここから尾根に取り付く |
![]() 「白樺階段 標高980m」 |
![]() 取り付きから尾根沿いを進む |
![]() 急登に何本もクサリが張ってあった |
![]() 左側にあった杉の植林帯が |
![]() いつのまにか右にかわっていた |
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12時ちょうど、「1200ピーク」に出る。視界がひらけ、前方に天蓋山が見えた。 遠い。どうする? 水分補給をしながら考える。考えがまとまらない。 自分が作った鉄則に「頂上の木の1本1本が識別出来るようなら頂上は近い」というのがある。 頂上の木を見る。ちゃんと見える。頂上に向けて出発した。 それを決めるのに25分もかかってしまった。 |
![]() 12時、「1200ピーク」に到着 天蓋山が見えた |
![]() 頂上は遠いのに時間は12時 |
![]() 行くか?引き返すか? 25分間も悩む |
![]() 「1200ピーク」からのぞむ薬師岳から笠ヶ岳までの展望 |
![]() 12時40分 「YAMAP平」 |
![]() 「YAMAP平」のネーミングのセンスが??? |
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12時40分、「YAMAP平」。 微妙な時間だ。14時までに頂上に立てなくても、戻るより抜けた方が早いような距離だ。 心配なのは体力よりもヘッデンを持ってこなかったこと。 |
![]() 頂上に立っている木が識別できれば頂上は近いはず |
![]() 1350mあたりからなだらかな尾尾根歩きとなる |
![]() 頂上が近づくと小ピークがいくつか現れてくる |
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300m程、水平に近いなだらかな尾根を行く。右側に小さな沢のようなものが現れてきて登り切ったところが小ピークだった。 目の前に急登の大きなピークが見え、左奥にもピークが見える。 頭の中で描いていた方向感覚が失われてしまった。とりあえず一番高いと思われるところに向かって登ることにした。 |
![]() 昨年は旧道のコルに出たが今回は直登をねらった |
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新雪だったら登れないくらいの急登だ。スノーシューズで10cm〜15cmぐらいのごぼり。 100mほど登った頃から、少しずつなだらかになってくる。雪面が丸くなってきたと思った瞬間、頂上の標識が見えた。その背後に北アルプスの山並みが浮かんできた。頂上だ。 最高の演出で向かえてくれた天蓋山。YAMAP新道はこちら側に登山道を付け替えるべきだ、と思った。 |
![]() 13時40分 いつもと違った方向から頂上に出た 一気に展望が広がる |
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時間は13時40分。タイムリミットの14時まで、まだ時間があった。 だが、ゆっくりしている気分ではなく、ストーブを出さず、おにぎりだけでランチを済ませる。 |
![]() 黒部五郎岳 |
![]() 槍ヶ岳 |
![]() 焼岳 |
![]() 乗鞍岳 |
![]() 御嶽山 |
![]() 白 山 |
![]() 14時10分 頂上を後にする |
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14時10分、頂上を後にする。いつも使っていたカンジキが白倉山で壊れてしまったので、今回は祖父が作ったカンジキを持ち込んだ。 多分、百年ぐらい前に作られたものだろう。少し小さめだが降りにはちょうどいい。爪があるのも意外に役にたつ。 |
![]() 今日の(降りの)チョイスは祖父が作ったカンジキ |
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旧道はいったん降ってコルに出てから小ピークを登り返す。 その小ピークを過ぎた後はうねった雪原が続き、トレースがないと迷いやすい。 ポイントは途中にあるすずめ平を見つけること。だが、その後もやっかいだ。 左の小尾根に迷い込みやすい。迷い込むと沢に入ってしまう。沢に入っても最後は登山道と交差するのだが、途中に危険なところがあるかもしれない。危険な匂いがする沢だ。避けた方がいい。 |
![]() 登り返した最初の小ピークから頂上を振り返る |
![]() なだらかなブナ林を降る |
![]() すずめ平 |
![]() 「急坂ここまで」の看板は「急坂ここから」に読み替え |
![]() 急坂を降りきって沢に出る |
![]() 沢沿いの道を降る |
![]() 沢を二つ越える |
![]() キャンプ場手前の広い白樺林 |
![]() 冬季閉鎖中の山之村キャンプ場 |
![]() 春の気配を感じる 冬が終わっていくのが淋しい |
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15時20分、無事夕顔の駅に到着。降りに要した時間は1時間10分。雪山の降りは早い。 タイムリミットを14時に設定したのは、降りで道に迷った場合のことを考えてのことだった。ヘッデンがない状態で道に迷ったら最悪だから。 |
![]() 15時20分 夕顔の駅まで戻る |
| 下山後に車道を歩くのは嫌いじゃない。無事、降りてきた安堵感とやったという達成感の中、ふらふらと歩く時間がいい。 |
![]() 15時45分 山之村牧場まで戻る |