| 夫婦山 |
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| 所 在 地 | 富山市八尾町 | |
| アプローチ | 八尾町から黒瀬谷をたどり桐谷から小井波へ | |
| 登山口標高 | 464m | |
| 標 高 | 784m | |
| 標 高 差 | 320m | |
| 沿面距離 | 登り1.8Km(道迷い含む) 降り1.5Km | |
| 登 山 日 | 2026年1月10日 | |
| 天 候 | 晴れ | |
| コースタイム |
小井波【9:55】(2時間10分)松瀬峠(1時間25分)夫婦山頂上【13:30】<休憩5分> 夫婦山頂上【13:35】(20分)松瀬峠<休憩40分>(30分)小井波登山口【15:05】 登り3時間35分+降り50分=歩行4時間25分 歩行4時間25分+休憩45分=合計5時間10分 | |
![]() カシミール五万図 |
![]() カシミール二万五千図 (降りのルートは2020年のもの) |
![]() カシミール・カシバード(鳥瞰図) |
![]() カシミール・プロパティ(降りの松瀬峠で電池が切れた) |
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正月、恒例の夫婦山。天候の巡り合わせもあり、登るのが遅れてしまった。 標高差がそれほどないのに核心部が数カ所あり、ルート・ファインディングも難しいので、初心者は避けた方がいい山である。(夏山は別) |
![]() 久婦須川「本法寺橋」からのぞむ夫婦山 |
![]() 小井波の豚舎近くに車を停めさせてもらう |
![]() 豚舎横からスノーシューズを履く |
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小井波に入り、豚舎の手前の広く除雪してあるところに車を停めさせてもらう。(いつも同じ場所) 風が強い。身支度をしている最中にスタッフバックが飛ばされた。追いかけても追いつかず最後は道路外に飛んでいってしまった。 出発前に短距離ダッシュとつぼ足股下ラッセルを強いられてしまった。 |
![]() 登山口まで350mほど豚舎を回り込んで行く |
![]() いきなりの脛ラッセル |
![]() 雪質は軽く歩きやすい |
| 豚舎をぐるっと回り込むのが約350m。豚舎の匂いがするのと、無駄なところを歩いているような気がするのとで楽しくないところだ。 |
![]() ストックのリングを冬用に代えていなかった |
![]() 登山口 |
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歩き出してすぐ気づいたのは、ストックのリングを夏用のまま、取り替えていなかったこと。石突きのゴムも付けたままだった。 昨年の元旦に夫婦山に向かったときも忘れていた。学習能力がない。 行くしかないのだが、スタートからハンデを背負うこととなった。 |
![]() 新しい林道が沢山出来ていて迷いまくる |
![]() 最後の林道横断の標識をみつけてほっとする |
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杉の木を伐採する予定なのか、新しい林道がいくつも出来ていて地形が分かりにくくなっている。 いきなり新しい林道に入ってしまい、迷いまくる。なんとか古い林道に出て、登山道に入った。 次の林道が見覚えのない林道で方向が分からなくなってしまった。(昨年も迷った) 大きく迂回してどうにかまともな道にもどった。体力も時間も無駄にする。 |
![]() 最後の林道を横断してからは左右で植生が違う |
![]() 松瀬峠の東斜面は巨岩が沢山ころがっている |
![]() 直径20m以上ある最大の岩 |
![]() 岩と岩の間を抜けて行く |
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松瀬峠の(東側の)斜面には大きな岩がいくつも転がっている。直径が20m以上あると思われる岩もある。 これといった理由はないが、なんとなく不気味で嫌なところである。 |
![]() 岩の間から女峰への稜線が見えてくる |
![]() 目指す松瀬峠は近い |
| 松瀬峠の手前は急登で、雪が深いときは最初の核心部となる。50m程を登るのに30分ぐらいかけたこともあった。 |
![]() 正面が松瀬峠 |
![]() 左側の斜面は45度 |
![]() 右側の斜面も45度 |
![]() 最初の核心部を抜けて松瀬峠へ |
![]() 峠の左側は夫婦山男峰へ |
![]() 峠の向こう側は東松瀬へ |
![]() 峠の右側は夫婦山女峰へ |
![]() 夫婦山2番目の核心部の急登へ |
| 過去に、この急登を登れない仲間が何人かいた。スノーシューズやかんじきの扱いに慣れていない人が手こずっていたようだ。腕力のない女性も苦手なようだ。(サポートによって全員登れています) |
![]() 所々に出ているロープに助けられる |
![]() 上部は右にトラバース気味に登る |
![]() 核心部を登り切った後は廊下状のところを行く |
![]() 尾根筋も巨岩がありルーファイに気をつける |
![]() ここを右に登る |
![]() この細いところは左に落ちると危ない |
![]() (振り返って見て)右側は深い谷になっている 左側は落ちても大丈夫 |
![]() 三番目の核心部の巨岩 |
![]() いくつかある風穴(昔はクマがいないか心配だった) |
![]() 高さ10m以上の巨岩を左から巻いていく |
![]() 巨岩の左側は登山道には見えない |
![]() 無雪期でも嫌なところだ |
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かけだしの頃、登山道を知らずに登った。雪が深く、ここで敗退した。登山道だとは思えなかったし、その辺りの何か出てきそうな雰囲気も怖かった。未熟だったな〜と思う。 (今見ても、登山道には見えないし、陰湿だが) |
![]() 最後は写真では分からないが急登で狭い |
![]() 先行者がいると思ったら兎だった |
| 三番目の核心部を過ぎればもう難しいところはない。頂上も近い。頂上に立ってもいないのにうれしくなってくる。 |
![]() 13時30分 3時間半をかけて頂上に立つ |
![]() 誰もいない頂上はいい |
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13時30分、頂上に立つ。前方に戸田峰が裾を広げ、右奥に白木峰が輝いている。 左側には北アルプスが連なり、右側に祖父岳、後方に夫婦山女峰、そしてそのかなたに富山平野と日本海が広がっている。 |
![]() 正面に戸田峰 右奥に白木峰をのぞむ |
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いつもと同じ風景なのに何かが違う。パーフェクトな風景に対してのものではない。頂上に立っているという事実だけに対するうれしさがいつもと違うようなのだ。 (ストックが使えなかったとはいえ)標高差320mの山に3時間半もかけてしまったこと。それでも頂上に立てたこと。 その結果の達成感がいつもより大きかったからだろう。「やったぜ!」と、ひとりごちていた。 |
![]() 東側には北アルプスの山並みが連なる(僧ケ岳から黒部五郎岳まで) |
![]() 振り返れば夫婦山女峰 遠くに富山平野と日本海が広がる |
![]() この台形の雪は |
![]() 方位盤でした |
![]() 風が強くて立っていられない リュックをおろす暇もなく5分で下山開始 |
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ゆっくりランチタイムをとりたかったが、立っていられないくらい風が強い。 おなかが空いていたが、風のないところまで戻ることにした。5分の滞在で下山開始。 |
![]() ストックの跡がない(ストックはリュックに括り付けたまま) |
![]() 今日のチョイスはスノーシューズ(MSR LIGHTNING ASCENT 22) |
![]() 自分で作ってきたトレースを見るのが好き(One of the times I can like myself) |
![]() 第三の核心部を降る 遠くに見えるのは富山平野 |
![]() 松瀬峠の十字路まで戻る |
![]() 松瀬峠からのぞむ祖父岳 |
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13時55分、松瀬峠のすぐ下で昼食をとった。峠から3mほど降っただけで風がない。体には少し日も当たって暖かい。 階段状に椅子とテーブルを作った。初めての経験だったが、これはこれで快適だった。 |
![]() 13時55分 風を避けて松瀬峠の下で階段を作ってランチ |
![]() 雪質は重い湿雪に変わっていた |
| 15時5分、車まで戻る。戻ったときのふんわりした幸福感が好きだ。ドーパミンが脳内を駆け巡っているのだろう。 |
![]() 15時5分 車まで戻る |
| 親子連れのイノシシと遭遇 |
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小井波峠でイノシシの子供を発見。写真を撮ろうと、車から降りて、追いかけていったら親イノシシがいた。一瞬、目と目が合った。「やばい」と思って身構えた。距離は10mぐらいしかないのに、身を隠すところがない。 猪突猛進と言う。突進してきたら、ジャンプして股下くぐりをさせてやろうと思った。だが、向かってこない。しばらく、にらみ合いを続けた。 |
![]() どこかで見たことがある表情だと思ったらカモシカにそっくりだった(鼻は違うけど) |
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にらみ合いを続けながら、この表情には見覚えがあると思った。家へ帰って写真を見ていて気がついた。カモシカだ。 カモシカも同じように、にらみ合いを続ける。イノシシの表情はカモシカとそっくりだ。 イノシシはカモシカと同じで、目がよくないらしい。視力は0.1ぐらいとのことである。 遭遇したのがイノシシでよかった。クマの親子連れだったら、やられていたかもしれない。 |
![]() (イノシシの性格はよく知らないが)やさしい目をしている |
![]() しばらくにらみ合いを続けたあと、無事、去って行ってくれました |
![]() 小井波峠から見える反射板のある山は六谷山 |
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イノシシ騒動のあとに山を眺めていて、遠くに見える山に反射板があるのに気がついた。気になる。 家へ帰って調べてみたら六谷山(一等三角点のある山)だった。 ふるさと「大津山」(昭和50年に廃村)から(反対側の南側から)見えた山である。 その頃は名前がある山だとは知らず、単なる山並みの一部だと思っていた。今は懐かしさを感じる(ふるさとから見えた)山になっている。 |
![]() 山の間の一番奥に見えるのが六谷山 |